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　　　　　　　　　名前は海岸寺ですが、須玉町津金の山の中にあります。もう何度か訪れています。多くは晩秋のころです。

　　　　　　　　　紅葉も過ぎた中、多くの石仏の並ぶ静かな佇まいのお寺です。檀家は諏訪や高遠なども多くあり、時折訪れる車のナンバーも長野や松本です。

　　　　　　　　　高遠、塩供の出の石工守屋貞治との関係も深いのでしょう。観光用には開放されていなくて実に静かです。

　　　　　　　　　守屋貞治の彫った百体の石仏もそれぞれに何かを想い、語りかけているようです。