トップページへ   >    山歩き、渓歩きへ   >   山歩き、渓歩きへ2008へもどる  >北鎌尾根

大特集 パノラマへ    動画 1)   2)  3) 

     学生の頃、友人に連れられていって以来約40年ぶりの槍ヶ岳。今回は湯俣から北鎌尾根を通しての槍です。しかしこの北鎌、私には問題外の、更に外・・といった難しい

バリエーションルートだと思っていました。この春先何がきっかけだったか、急にこの言葉が浮かんできた。それからネットなどで調べたたが、”やっぱり私には無理かな?”

”行けるかな?”と思い悩みつつもいつにまにかトレーニングや装備の準備をしている自分がいました。出発は前後ずらしても天気の良い日をと考えました。

アプローチルートは3つ。1つは昔から有名な水俣川、天上沢コース。 2つ目は大天井、貧乏沢下降、北鎌沢出合へ。3つ目は上高地から大曲、水俣乗越経由で北俣沢出合へ。

しかし2,3は一度登ってまた下るのであまり好ましくない。やはり下から順に登り上がるのが良い。水俣川や天上沢も水量しだいだが、渡渉もある程度はなれている。

天候の安定した2008年8月10日高瀬ダムから出発した。北鎌沢右俣ではかなり困難を極めたが、稜線で一泊。翌日は快晴の中いくつものピーク,岩稜乗り越え、ほぼ順調に進み

11時には槍の頂上に達した。感激より、やっと一般登山道に出たと言う安心感の方が強かった。東鎌尾根を途中まで下り、槍沢、上高地経由で帰宅しました。

    ついにやりました、北鎌!