富士の見える山、しかもこの時期でも何とか紅葉が見られないかと南部の山へ。夏場だとヒルがいるらしい。山奥の林道をすすむ。登山口は標識がたくさんある。

ヒノキ林の急登を過ぎ栂尾根の段を越え、その先には月夜の段があるはずだが解からなかった。石小屋を過ぎ峠に出る。ここから道は広く刈りはらわれ明るい。

十枚山にはなんなく着いた。下十枚のほうが標高は高い，こちらにも足を伸ばす。さらに尾根筋を南へ。

来る前に読んだ本では地蔵峠経由でノ南部への下山路があることになっていた。「少し荒廃していてもと来た道を引き返した方が無難」と言うようなことが書いてあった。

せめて地蔵峠までと進むが、これがまた遠い。峠についた頃にはかなり下ったことになり、引き返すのも大変。南部への下山路に向かう。

たしかに道はあまりはっきりしないがそれほど危険ではない。それよりもむしろ林道に出てから、車止めに着くまでが長く大変であったが、ちょっと楽しめた。