暑い日が続くとあまり遠くへ行きたくない。朝ゆっくりと起き、近場の渓へ。昇仙峡の奥、板敷渓谷へ。１０分ほどで大滝、ここまでは観光コース。

右手の斜面を大高巻き、途中にロープもあって誰かは入っているよう。今日は誰もまだ入っていない。沢の流れに降り立ち、川虫取り。

仕掛けを投入、アタリは鋭いが小ヤマメのよう。ここは意外にもヤマメの渓。すぐにまた大滝。いくつかの大滝を越え、釣り上がるが、釣果はよろしくない。

薄暗い樹林、苔むした岩、黒光りする流れの中の岩、静かでひんやりとした渓は心身を磨ぎ洗うかのようだ。

流れの細くなったところで、また同じ所を引き返す。これもまた一苦労。近場にもこんな所があります。（篤志家？むけ）