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連休後半二泊三日の予定で、宇奈月温泉から 僧ヶ岳を経て滝倉山を目指しました。昨年は日帰りで僧ヶ岳まで行っています。
初日 朝のうちは天気は良かったのですが、烏帽子岳とのジャンクション辺りで、天気は急に崩れガスが出てきました
古いトレースを何とかたどって出来るだけ先までと登っていきましたが、トレースも怪しくなりほぼホワイトアウト、荷物を置いてあちこち探りましたがまったくわかりません。
昼過ぎには予定より大幅に早くテント設営。二組のパーティが来ましたがやはり良くわからず近くに設営しました。翌朝は快晴、方角は考えていたのとまるっきり反対!!
それでもテン場は縦走路の脇でした。サブザックでまず僧ヶ岳、駒ケ岳と 夏道の出ているところもありほぼ順調に進みました。
しかし9時過ぎころからまたもや雲行きが怪しくなりだしてきました。駒ケ岳を少し過ぎて藪が出てきました。右に大きく迂回し雪渓をトラバース。
再び尾根に戻り崩れかかった雪庇を何とか拾ったり、藪を漕いだり先へ進みました。1752m峰を過ぎたころ、サンナビキや滝倉山が目の前に見えるようになりましたが
雲行きはさらに怪しくなり、サブザックでこんなところで昨日のようにホワイトアウトになったらそれこそ完全にアウト!!昨日の午後からの停滞も時間的には響いてきました。
滝倉山からの稜線ウドの頭、平杭乗越、西谷の頭、天国への坂道、毛勝本峰などをしっかり目に焼き付けてやむなく引き返すことにしました。
帰りの登り返しは応えます。特に駒ケ岳手前の藪は逆目で大変でした。何とかテン場に戻りましたが疲れて食欲もありません。
翌朝はパラパラとテントを打つ雨の音。これはゆっくりしていられない。ガスったら大変。朝飯も食べずに撤収、パッキングを済ませすぐに下山。
雨脚は次第に強くなっていきますが、辺りの視界はまだ保たれています。何とか烏帽子との分岐を過ぎ後は一本道?
それでも危うい雪壁の下降も2箇所ほどあります。車止めには9時には着いてしまいました。お腹がぺこぺこ。近くのコンビニで腹を満たし一息つきました。
この後は 日帰りの湯 でゆっくりと休養。明日の岩魚釣りに備えます。
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