南信州、昼神温泉の先、清内路のふるさと自然園が登山口です。名古屋方面から来られる方が多いそうです。前日は雨降りで来る途中も諏訪あたりでは雪が降りしきっていました。

　　　　　　快復してくると言う天気予報を信じて登山口の駐車場についたころには雨もやんでいました。他に車は一台もありません。はじめから軽アイゼンをつけて雪道を行きます。

　　　　　　雪はゆるく少し道をはずすとズボっと潜り込みます。辺りは霧が立ち込め青空は見えません。そのうち雪も舞いだし、天気予報はどうなっているのだろう？

　　　　　　雪も深くなりだしたのでスノーシューに履き替えます。少し明るく開けたところに出ました。南沢山のはずですが標柱などは見当たりません。空の真ん中辺りは青空のようにも

　　　　　　見えますが辺りは霧です。なんとなく古いトレースがあるのでこれを拾いながら横川山のほうを目指します。登りなのか下りなのか良くわかりませんし、もうホワイトアウト寸前です。

　　　　　　なんとか最後の登りで横川山とある標柱が見えました。辺りは全く展望はありません。木陰で風を避け、展望が開けるのを待ちながら昼ごはん。

　　　　　　食べ終わっても一向に視界は開けません。それでも粘ってみましたがダメです。そのうち一人登ってきました。やはり愛知のほうからの方です。話しながらまたしばらく待ちましたが

　　　　　　状況はあまり変わらず、やむなく下山。南沢あたりまで戻ると視界はかなり開けてきましたが、重い雲が垂れ込めています。いくらか未練が残るが足早に車止めを目指しました。