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      山梨の山で難易度上位にランクされる山です。百名山でも300名山でもありませんのでほとんど訪れる人はいませんが、篤志家?はいるものです。踏み跡があります。

     かねてから考えていたのですがなかなか腰が上がりませんでした。今回予定していた別の一泊二日の山行が中止になったので急遽出かけました。

    早川町奈良田の開運トンネル手前を左に少し行った山の神があるところが入り口です。はじめは導水管巡視路を行きます。鉄塔の上からは広いが急斜面を登り、

    あるか無いかの踏み跡をたどり尾根を登ります。雨池山にはなかなか着かない。三角点があったがそのすぐ先に山名板があった。ここをすぎて下りになるがしばらくで

    広い笹原になる、丈はそれ程でもないが道が不明。獣道のようなものがいくつかある。時々 古いテープがあり間違ってはいないのだろう。古くなったナタ目のようなものも目にする。

    笹の変わりに細長い草が目立つ、植生はカラマツ、ダケカンバ、シラビソ?と変わる。2320尾根分岐には30分jほどペースオーバーで着く。

    尾根伝いに行くがアップダウンがあり尾根も細くなり、急な岩場が出てきたり両側は切れ落ちているので木の根につかまったりしてできるだけ尾根通しでいく。

    傾斜がゆるくなるとシャクナゲが目立つようになってすぐに2554,8mの三角点峰であった。立ち木には山名板も2つあったがいずれも文字は消えていた。

    最高点jは少し先なのでそこまで行く。ここには山名板はなく木に古いテープが巻きつけてあった。三角点でゆっくりと休む。周囲は途中からガスが出ていて展望は無い。

    真上に時に青空が見えるくらいだ。さて下りだ。あの急な尾根を下らなければと思うと気が重い。一箇所方向を間違い別の枝尾根を少し降りてしまった。

    間違いに気づき少し登りなおし慎重に下る。 しかし意外に早く2320尾根分岐に辿り着いた。広い尾根をドンドン下り笹原では少し迷ったが何とか雨池山に着いた。

    その後も小ピークでは間違いやすい枝尾根があった。何とか電柱の見えるところまで来た。登るときはあまり気にならなかったがかなり急で恐る恐る下り鉄塔のところまで着いた。

    これで安心、後は巡視路にしたがって下るだけ。  約12時間に渡る行動でとても疲れました。もう再びこの山に登ることは無いでしょう。

       尚、山にはいろんなキノコがたくさん生えていました。もちろんあれだけはもって帰ってきました。

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