三頭山から続くいわゆる笹尾根、この南東面の沢ですが穴場的存在です。上野原から小菅村のほうへ向かい途中の原バス停付近から三頭山荘へ向かい集落の外れ辺りから入渓。

　　　　　滝の数も多くほとんどが登れるようで初〜中級の沢のようです。この日は天気が次第に回復するとの予報でしたがはじめはもやのかかった状態でした。

　　　　　その後も一向に晴れる気配もなくむしろ霧雨の中を滝登りです。まどうせぬれるのですから・・しかし寒いので常に動いていなければなりません。

　　　　　順調に滝をクリヤーしかなり上のほうで二又を左へ、この先には１２ｍの滝、この沢一番の滝とか？ここはザイルを出してもらいました。

　　　　　その後は本来なら空滝なのでしょうが前日来の天候で水は流れています。この辺りと言うところで右手の尾根に取り付き　詰めです。

　　　　　結構急でしかも長い？尾根に出ましたが登山道はありません。尾根をさらに登っていくと出たのは大沢山？！かなり左手を詰めていたのです。

　　　　　この後は登山道を下りますが、ガスで煙る薄暗く気味の悪そうな林の中をドンドン下りました。ちょっと天候は悪かったですが私にはこの位の沢がよさそうです。