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和田川。この渓はお気に入りの一つです。ちょっと遠いのが たまにきず?北陸地方の山登りのときついでに行くことが多いですが、ここだけ目当てのこともあります。
早朝4時前まだ暗いうちから有峰林道のゲートから歩き出し、しばらくして藪斜面を下ります。薄暗く下草も繁茂している杉林を斜めに滑るようにして岸辺に降り立ちます。
何か獣が出てきそうで不気味ですが、崖もなくちょうど良い所に出られ、秘密?の下降ルートです。流れに降り立つ頃には明るくなり竿も十分に振れます。
一応川虫を取って流しますが、もうこの時期はあまり反応しません。持参の太ミミズです。よく来ますが、餌取りも多いです。残りが気になり、毛鉤に変えます。
毛鉤は今までうまく釣れませんでしたが、今日はうまくヒットします。出るのも良型で気持ちがいいです。鉤をとられ新しいのに付け替えやってみましたが、寄って来る岩魚は
見えるのに針がかりしません。諦めてまたミミズに。しかし毛鉤をよく見ると針がおれていて先がありませんでした。これではかからない。
もう終わり近かったのでそのままミミズで、モゾモゾときましたが合わせると重い!取り込んでみると尺は裕に越える大物。気をよくしてその近くへ。また来ました!
先ほどよりいくらか小さいが尺物。 最後のどん詰まりの滝まで釣り上がりました。 しめて・・・匹。この渓はまず他人にも出会わなく静かで、谷は深いが明るくきれいで
岩魚も十分に釣れる気持ちのよいところです。
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