鎌ヶ峰。野麦峠の南にある山で飛騨川や、日和田川の源流域でもあります。登山道はないのですがいくつかのコースがあります。野麦峠からが主なものでしょうか。

　　夏場は藪が濃くいずれも残雪期を利用したほうがいいとのことです。ネットを漁ると薮原のほうからの野麦街道の冬季閉鎖ゲートまで行きここから左手赤田沢沿いの林道を少し歩き、

　　尾根にとりつくのがいいようです。今年は雪が少ないのですがカチカチに凍っていてアイゼンでいきます。次第に雪は多くなります。展望もすこしずつ良くなります。

　　最後の登りになる手前でスノーシューに履き替えます。山頂は樹林の中です。かなり早いがここで昼飯休憩。その後は同じところを戻らず、尾根伝いに野麦峠を目指します。

　　かなり急なアップダウンもあるのですが、基本的には下り。鉄塔に出てからはその先のピークを大きく巻き、ひたすら峠のほうに向かって進みます。

　　明るい雪野原の峠に着きました。もちろん誰もいなく、建物も閉鎖されていて静まり返っています。。車道をそのまま下るとかなりの遠回りになるようで、旧野麦街道の山道を下ります。

　　その後は閉鎖ゲートまでテクテクと車道歩き。帰りに清水牧場に寄ってチーズなどを買ってきました。

　　最近、道のない山に残雪を利用しての登山が続きましたが、静かで、その先はどうなっているのだろかなどと地図、地形読みの練習にもなり結構楽しいです。