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    黒富士。通常ルートもあるのですが、何万年も前の黒富士噴火の後の出来たいくつかの岩脈のひとつに、1キロメートル以上にわたる絶壁のある岩尾根があります。

    ここにイワツバメがたくさん営巣したとのことで燕岩岩と名前がつけられた所で、この岩脈を縦走して行くコースです。以前この岩脈は通らず伐採作業道を行き鞍部に出て

    岩藪を登ったことがあります。今回はこの燕岩岩脈に取り付き縦走、黒富士に登りその後枡形山、黒富士峠を経てマウントピア黒平へ下る周回コースです。

    車道脇には雪が残っており車を留めるスペース探しにちょっと手間取る。はじめ雑木林のようなところから登りだし岩脈目指します。岩壁が多く、取り付きやすそうな所を探します。  

    岩脈に乗ってからは狭い岩の上を行きます。雪もついていて慎重に進みます。獣も安全なところを行くのか足跡が参考になります。この岩脈を越え1275ピークからは一旦下り

    鞍部に出て再び登りです。少し尾根通しに行きますが先は突き当たりのようで、一見危なっかしそうですが左手の岩尾根に取り付きます。この尾根に出るとはじめは急ですが

    後は尾根通しです。ゆるい尾根も出てきますが再びやや急な岩尾根、最後は藪で縦走路に出てすぐに黒富士山頂です。展望所もあり富士山も良く見えます。

    この後枡形山への道は、雪もかなり深くなってきます。枡形山は岩の山頂です。ここを過ぎ黒富士峠へ向かいますが、はじめの下り尾根が少しわかりづらい。枡形山の北を右手に

    回りこんで下ります。後は所々にピンクのテープもあり尾根通しアップダウン、黒富士峠に着きます。ここからの八ヶ岳がきれいです。こちらに気を取られ、肝腎の黒富士、白富士の

    並んだ姿をカメラに納めるのを忘れてしまいました。ここから植林斜面を急降下、鹿の広場に出て、ドンドン沢地形を下ります。結構長い歩きです。

    ようやくバンガローハウスが見え出しマウントピア黒平へ出ました。後は車道歩き少しで車止めへ。   なかなか手応えのある面白いコースでした。

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