仙丈ケ岳、今まで冬夏と２度登っています。冬は北沢峠から、夏は三峰川源流を詰めて。今回は市野瀬から地蔵尾根経由です。

　　　　　この尾根は破線の道の準バリーエーションで長いです。２泊３日のテント泊です。初日は出来るだけ奥まで。雪が少ないので松峰小屋分岐を過ぎ

　　　　　地蔵の長い登り、トラバースを過ぎた小高いところにテントを張りました。

　　　　　翌朝も６時半ころからサブザックで歩き出しました。かなり冷え込んでいて、はじめからアイゼンをつけました。長い樹林の登りです。次第に雪も深くなってきます。

　　　　　森林限界を過ぎるころからはやや尾根は細くなります。尾根筋は結構風があります。雪は深くないのでラッセルということはなく　ただ黙々と登るのみ。

　　　　　向かいの北沢峠からの登山者が何人か見えます。１０時半ころに山頂に着きました。風はほとんどなく日当たりも良くﾎﾟｶﾎﾟｶした感じです。

　　　　　天気は快晴、あたりもよく見渡せ　富士山北岳、間ノ岳、日本の標高１位２位３位がならんでいるのも見えます。中央アルプス見近くに見えやや雪は多めか？

　　　　　腹を満たし下山へ。帰りの尾根はやはり風が強かった。１時ころにはテン場に着いたが一瞬このまま今日中に帰ろうかとも思ったが、疲れもあるからやはりもう一泊。

　　　　　食欲もあまりなく何とか無理やり食べましたが　しかし長い夜でした。　翌朝はゆっくりと７時ころテント撤収後下山開始。

　　　　　長く結構疲れましたが、天気に恵まれ充実感のある良い山行でした。