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       鶴ヶ鳥屋山。鳥屋とは塒(とや)、鳥のねぐらと言う意味でさしずめ鶴のねぐらと言ったところでしょうか?多くは笹子や初雁から登られるのですが。車でのアプローチとなると??

       御坂トンネルからの三つ峠裏登山口に車を留めます。三つ峠に登る人の車でいっぱい。路傍にまであふれています。これを横目に清八林道のゲートから歩きます。誰もいません。

       林道終点から大幡八丁峠に出て清八峠に林の中を登ります。峠からは富士山や御坂黒岳、釈迦ヶ岳、遠く南アルプスの山なみが見えます。一登りで清八山。ここも眺めは良いです。

       さて本社ヶ丸へ向かって岩場をいくつか越えて行きます。三つ峠や富士山が良く見渡せます。本社ヶ丸はせまい山頂、ここへはこれで4回目?もう富士山も雲が多くなり始めました。

       反対方向に向かって少し下り広い林の中を行きます。10分ほどで分岐が出てきました。簡易の地図を見て左のほうへ行きましたが直ぐに青年に出会って念のため道を尋ねると

       鶴ヶ鳥屋山はあそこをまっすぐ右へ行くのですと。お礼を言って右への道を取り直す。急な下りが続きます?これは帰りの登り返しが大変な所だなと思いながら1時間近く下った所で

       再度地図を見るとやはり違うよう。しかし実に自信ありげだったが??途中まで登り返し、分岐まで戻るのは大変そうなので、途中で藪をトラバース、左手の尾根目指す。

       道が出てきてこちらを行き、すれ違った人に尋ね やはりこちらが正しいよう。あとは尾根道を下りながら進む。大きな鉄塔のあるところに出ると遠くに鶴ヶ鳥屋山らしい山が見えた。

       まだまだ遠い。少し下って登りに気味に進む。途中に古びた大きな滑車や歯車など?これが宝鉱石関係のものだろうか? 岩の多いところや細尾根、アップダウンを繰り返し

       偽ピークにはだまされ続けがっかりだ。ようやく着いた鶴ヶ鳥屋山山頂は小広く周囲はミズナラなどの木で展望はほとんどない。わずかに樹林越しに滝子山らしいのが望める。

       ここで遅めの昼食。静かな雰囲気であった。さて 初狩か笹子へでも降りたい気分だが、ピストンである。本社ヶ丸までの登り返しを頑張ればあとは基本的には下りと元来た道を引き返

       す。明るい鉄塔の所で振り返れば鶴ヶ鳥屋山も遠くなってきたが、前方本社ヶ丸へはかなり登らなければならない。広いなだらかな林の所へ来るとあと少し、本社ヶ丸へ着くころには

       かなり雲が出てきていた。もう富士山は見えない。岩場のいくつかのピークを過ぎ清八山への登り手前で左への古いトラバース道をとる。この先危険とあるが、踏みあとは明瞭。

       しかし危険とあるように道は細く崩れている所もありやっぱり危険な所が多い。何とか清八峠からの下り道に出て、あとは林道を行くのみ。登山口には残っている車もわずかであった。

       間違った道を教えられ結構無駄足を食ったのに加え、鶴ヶ鳥屋山ピストンはアップダウン、登り返しもあり結構大変でした、天気もまずまず、ミツバツツジやヤマツツジもきれいでした。

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