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      鉢盛山。信州、松本の郊外朝日村にある山で300名山の一つとかで眺めがいいそうです。秋の終わりころ行こうかと調べていたら林道は冬季閉鎖で行けない。

      さらに調べていたら冬場、雪のある時は野麦峠スキー場のほうから登れるようです。スキー場のリフト使用で稜線トップまで行けるらしい。

      好天が見込まれた正月あけの休みに行くことにしました。野麦峠スキー場は40年ほど前に一度行ったことになっているのですがほとんど記憶は残っていません。

      リフト運転開始間際に駐車場に着きました。雪は少なくゲレンデも人工雪のようですべて開いているわけでもありません。これならスノーシューは要らないと車においていきました。

      登山届けを出したり、切符を買ったりしておもむろにリフトに乗ります。スキー客も多くありません。リフトを2基乗り継いでゲレンデトップへ向かいます。

      天気は良く後方の山々の眺めがきれいです。トップから 開放されていないゲレンデを少し下り尾根筋に入りますが笹が多くトレースははっきりしません。

      はじめ鞍部まで下り徐々に登り、そのうち笹と雪のミックス急斜面になります。この辺りでストックを片方落としてしまいました。行ったり来たりで探しましたが見つかりません。

      ここで時間を食ってはと帰りに探すことにしましたが、気になります。笹薮もうるさいですが次第に雪も深くなり歩行が困難。小鉢盛はまだかと登って行きますが、まだ登りです。

      ますます雪も深くなり、ズボッズボッと潜り込み、スノーシューを持ってこなかったことを悔やみます。小鉢盛と紛らわしいピークがいくつかあったようですが、標識なども見当たらず

     とにかく登りますが、時間は大幅に過ぎています。地形的にも小鉢杜を越え、遠く反射板の見える鉢盛山への続きの尾根がいくらか下りになるころにはもう雪が深すぎて、

     帰りの時間のこと、リフトの最終便のことも考えると体力が持たない。今日はここまでとあっさりと敗退決定。こうと決まれば遅い昼ご飯をゆっくりと食べることにしました。

     腹も満たしさて帰り、下りばかりではありません。何度か登り返しもあります。急な下りの後、リフト終点には向かわずショートカットだとトラバース気味にゲレンデのほうに向かう。

     この辺りは雪もありますが、むしろ深い笹薮です。ショートカットどころではありません。それでも何とか下方にゲレンデバーンのようなものが見え始めた時にはホッと一安心。

     このゲレンデは滑走は出来ないようで誰もいません。持参のヒップソリで滑ります。スピードが出ると止まらなくなり、両足のかかとでブレーキを掛けますが

     ものすごい雪煙、顔、体いっぱい浴びてやっと停止。こんなことを何回か繰り返し中間のリフト乗り場へ。ここからリフトに乗り無事駐車場へ。

     チョッと甘く見ていたのでしょうか?やはり体力低下が影響しているのでしょうか? でも いつかはリベンジ。      

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