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       大菩薩連嶺の秘めたる谷です。大月から小菅へ向かう139号を葛野川の沿って深城ダムまで。先日の大月地方の大雨で本流は濁流です。

       深入橋から下を除くとかなり高度があります。水は濁ってはいないようです。橋の袂の鉄パイプ製の梯子で降りますが、梯子は途中で消えザレタ急斜面を下ります。

       流れは普段より多いそうですがやはり濁りはありません。すぐに滝が現われ始めますはじめの10メートル滝は巻き気味の越えそのあと出てくる滝は多くは何とか登って行きます。

       難しそうなところも簡単に巻けますが、案内本にあったヌメリは大雨で砥ぎ流されたのかそれほど感じませんでした。小さいですが手がかり足がかりは多くぎりぎりで登って行きます。

       それにしても大小滝が息つく間もないくらいドンドン出てきて小気味良いです。いよいよ水も少なくなって詰めですが沢状地形は深い落ち葉が水に濡れてのぼり辛い。

       少し右横を登りますがかなり急斜面。なんとなあるく踏み跡のようなものを辿って桧の植林地に出るとあと少しで山道がでてきます。金入沢との間の尾根を下りますが、

       途中で急に曲がる所があったりして少し間違えましたが、最終的には金入橋袂にうまく降りることができました。

       2,5万の地図に名前もない沢ですが、連続する滝も私にはどうにか乗越えられるのが多く 楽しい遡行でした。

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