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   南アルプス赤石岳から三伏峠の稜線の間にある大日影山から西に派生している尾根上の2505mの展望のない藪山です。

   大鹿村、旧小渋温泉から登ります。ところが林道は早々と予定地点より手前で通行止め!?仕方なく一時間強余分に歩くことになりました。湯折ゲートを過ぎさらに歩きます。

   トンネル手前の板屋沢が取り付き点です。踏み跡らしきものはあるのですが非常に急です。帰りが心配。尾根末端に出てからも急な登りが延々と続きます。  

   2128mの主稜線ジャンクションピークは遠いです。少し緩やかで植生もいくらか変わってわずかに展望の得られる所もあるのですが、少しでも近道と右の樹林の方へ向かいます。

   しかしガレ場に出てしまいました。ここも横切りさらに奥に行きますが先がどうなっているか不安で途中から主稜線目指します。稜線は藪ですが所々小高い所もあり、展望も得られます。  

   しばらくはヤブコギですが何とか押し分け掻き分けして行くことができます。そのうち目の前に大岩壁が現れます。とても正面突破は無理。ネットでは右へ廻ったともありましたが、

   左の方がより安全そう?獣道なのか踏み跡なのか右へ左へと斜上しています。少しでも手がかり足がかりのよい所へ向かい急斜面を攀じ登ります。帰りのことを考えるとここも心配です。

   尾根に戻ってもまた急斜面、這うように登り比較的傾斜の緩くなった細尾根の後はシラビソのやや広い斜面です。まもなく山頂ですが、展望もなく三角点と小さな山名板があるのみ。

   少し奥のほうへ向かうと樹林越しに少し展望が得られます。さて帰り、どちらから登ってきたのだろうか?チョッと迷いましたが主尾根に戻りあの怖い岩峰の迂回降下も何とかやり過ごし

   今度はジャンクションピークをめざします。分岐を過ぎしばらくで急な下り、紛らわしい派生尾根などもありますが何とか朝登ってきた尾根末端に出ました。

   さてここから林道に下るのは?朝登ってきた道筋が良くわかりません。板屋沢の方が安全ではと沢そばまで下り後は草木につかまりながら、ずるずるとお尻下りで安全地点へ。

   もうすっかり日は落ちています。また長い林道歩き、すっかり暗くなる前には何とか車止めに戻れました。

    チョッと軽く見ていましたが、余分な林道歩きの上にコースそのものもなかなか険しかったです。

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