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         昇仙峡渓谷の羅漢寺橋を渡ったすぐの所にある現在の羅漢寺(甲斐百八霊場の六十四番目の寺)は旧羅漢寺が消失後に新たに建てられたものです。

         旧羅漢寺は弥三郎岳(羅漢寺山)の南東面にあり昇仙峡荒川右岸の羅漢寺沢を登っていった途中にあります。この背後の険しい山腹には

         昔は修験者が修業したといわれる一ノ嶽、二ノ嶽、三ノ嶽が甲州天台山羅漢禅寺図 には描かれています。これらを探索しさらにそこから弥三郎岳(羅漢寺山)へ登ります。

         今回は二ノ嶽、三ノ嶽は判らずじまいで険しい山腹を這い上がりやっと一ノ嶽は見つけることができました。そこから古い鉄梯子、鎖を登ると石碑があり見晴らしはすこぶる良いです。

         さらに進み 鎖付きの石の階段を登ると山頂南面直下大岩の基部にある昔の古い弥三郎権現を見つけることができました。

         岩ノ下をぐるりと北東へ回り込んで、滝上登山道に出ます。ここからは北面で雪が結構ついています。しかしすぐに一般登山道(遊歩道)に合流。

         弥三郎岳(羅漢寺山)には登らずロープウエイ終点、パノラマ台に向かいここからは獅子平らの方へ向かいます。雪の付いた山腹をいくつか巻き獅子平の道を分け

         途中の傾いた千田への標識で左手の山道へ入ります。踏み跡は薄いですがマーキングなどもあり、途中からは前回来た道で、すぐに千田集落です。

         千田の集落入り口近くから再び左手、昇仙峡荒川の方への山道を下ります。藪っぽい廃道の雪道ですがしばらくで昇仙峡渓谷がが見えてきました。

         愛のかけ橋 を渡って車止めへ戻りました。

          まだまだ宿題が残りましたが、この辺りの道は金桜神社参道、ひいては金峰山への参道と関係があり調べれば調べる程奥が深い。

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