今年は岩魚釣りにはあまり行っていませんでした。もう八月も終盤、予定していた山行が天気が良くないとのことで中止。それならば久しぶりに岩魚釣りにでも。

　　　　　　　　何処にしようか迷った挙句、流葉谷です。少し遅め6時ころに歩き出しました。すぐに笹薮で年々道が怪しくなる杣道を下ります。

　　　　　　　　布川沿いの旧軌道跡を進みますがここも笹が深くなり踏み跡も不明瞭、以前、ここでは熊にも出会ってｄいます。　いつの間にか見慣れぬ淵などが現われます？？

　　　　　　　どうも渡渉点を間違え、内ヶ谷に入り込んだようです。また引き返し本来の布川沿いを行きます。何度か道を間違えそうになりますができるだけ、左手の軌道跡を探すように行き

　　　　　　　流葉出合いの二つ手前の淵尻で対岸へ、すぐに流葉谷が左手から入ってきます。小滝を越え3（〜4）段の大滝が現われます。上のほうは見えません。左手を巻き、途中の淵に出ます。

　　　　　　　ここにも岩魚はいます。今度は右の斜面を巻き平川へ。こんな所でも岩魚はいます。ちいさな滝を過ぎ、行き止まりのような所で左手から30ｍほどの少し段差のある斜瀑がでてきます。

　　　　　　　左手を恐る恐る巻き上へ。ここからナメやよく磨かれた滝、きれいな滝などがいくつか現われます。少し登り辛い所には古いトラロープも見られます。

　　　　　　　まもなくドン詰まり、第一弾ゴルジュの終わりの滝です。ここは右から巻けますが今日はここまで。まだ時間も早いので布川本流に戻り布川大滝めざします。

　　　　　　　滝近くから竿を出します。ここはヤマメ交じりできれいなヤマメがいます。大滝を十分見学して、さてまたあの笹薮道を帰らなければなりません。軌道跡から杣道へ出るタイミングが

　　　　　　　少しわかりづらい。このころから雨が降り出してきました。滑る笹薮を越え、杣道をゆっくりと登ります。釣果も十分、久しぶりの岩魚釣り堪能しました。