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       御嶽山北面にいくつかある谷で益田川へ注ぐ布川の支流のひとつです。もう何回かここには岩魚釣りで通っていますが、ここまでのアプローチが長く深い笹薮コギです。

      やく1時間で流葉出合いですがいきなり大滝が出現その後もゴルジュ、滝の連続で、いつもは第一ゴルジュ終わりの大滝までが多く、ピストンです。

      このアプローチの笹薮、熊の出現などを嫌って同じ所をあまり戻りたくないので,以前一度通り抜けたことがあるのですが 滝、ゴルジュの連続する険悪な渓谷です。

      岩魚は多く大物もいますが、こんな悪条件ではあまり足がむきません。今シーズン岩魚釣りももう終了間際ですのでキノコ採りの合間を縫い思い切って出かけました。

      はじめ柳蘭峠に自転車をデポしておきます。日和田の開拓村はずれから笹の杣道を下り布川沿いにある旧軌道跡(痕跡程度)を笹藪コギ1時間ほどで流葉谷出合い。

      最初の4段大滝を巻き2段目辺りの淵に出て今度は反対側斜面を巻きます。この後はゴルジュ、滝がいくつかあって最後大滝で右手を巻き上のゴーロ帯に出ます。

      白樺やさわぐるみの目立つ気持ちの良い流れです。約500メートルほどで次のゴルジュです。滝が続きます。ゴルジュのつきあたりに大きな直瀑が現われますが

      支流のもので、流れは右へ折れてまた滝、大淵が続き高巻き、懸垂など交え突破。次第に滝なども穏やかになって行きます。つぎのゴーロ帯200メートルほどで

      分岐、左は紋十郎谷で上には連瀑帯があります。右は小屋カラ谷で険悪な滝はありません。右へ行きます。途中上から来た釣り人に出会いましたが提灯釣りです。

      一緒に林道交差点まであるきました。柳蘭峠からはデポしておいた自転車でダウンヒル。30分もかからず車止めに戻りました。

      狭隘なゴルジュ、滝 大淵、明るいゴーロ帯などが次々現われ、一日で岩魚釣りを交えて通り抜けるのはなかなか疲れます。

      でも釣果もしっかりあり充実感を味わえます 。  一度泊まりでゆっくり抜けたいとは考えたこともありますが、はたして??・・  

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