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昇仙峡右岸、山の中に旧羅漢寺跡がありますが、この背後の急斜面にはかってここの僧が修行していたと言われる一ノ嶽、二ノ嶽、三ノ嶽なる岩屋があるそうです。
今までの探索で旧羅漢寺跡や、一ノ嶽は見つけたのですが二ノ嶽、三ノ嶽はまだわかりませんでした。
今回は昇仙峡仙娥滝の上のやや古い登山道から、弥三郎権現(昔の)を経て一ノ嶽から 二ノ嶽、三ノ嶽を探索することにしました。
滝上登山道は一度下っていますが結構きわどい所もあった記憶があります。滝上の橋本屋の駐車場の横、緑の金網のわずかな隙間から取り付きます。
踏み跡は一応ありますがあまり歩かれている様子はありません。急な所も、落ち葉で滑り落ちそうなトラバースもあります。
最後の方は旧弥三郎権現の方へ回り込み。鎖場、鉄梯子を下ってまず一ノ嶽へ。ここからやや西に向かって下ります。何とか石の道標を見つけましたが字がよく読めません。
しかしネットでのわずかな記憶にたよると、道標からは東の方へ行けばよいのではと急な斜面をトラバースしていきます。大岩や崖、断崖もありますが遺構らしきものは見当たりません。
ザックをデポしさらに探索を続けますが覆いかぶさった岩屋様なところもあるのですがどうも違うようです。 あまり東へ行くと絶壁ようになり引き返します。
少し高さを変えて西へトラバース。なんとなく踏み跡のようなところを行くと大岩の下に石積み、石の台座のようのものもありどうも二ノ嶽のようです。
よしっと再び東へ進み小尾根を巻くと、また石の道標?でも先ほどのとは違います??さらに東の方へ行くとまた道標、はじめに見つけたものです。
ならばと、少し下り気味に東へトラバース、またきわどい斜面、崖を進みます。あちこち探しますが見つかりません。次第に下って行き、もう登り返す気力は出ません。
下のほうから人の声が聞こえる?このまま羅漢寺沢へ降りよう、しかしこの下降も大変です。何とか人の見える所まで降りました。若者が岩登り練習をしていました。
ここをさらに下り、昇仙峡渓谷に出て遊歩道を滝上に向かって歩きます。仙娥滝も過ぎ滝上の駐車場に無事たどり着きました。
三ノ嶽は見つからず、また宿題が残ってしまいました。今度は白砂山下山もからめて見ようかな。
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