南アルプスの高遠からの入り口の戸台から登ります。戸台川と小黒川の間の尾根です。早朝暗いうちに白岩沢出合あたりに自転車をデポしておきます。

　　　戸台まで戻って小黒川を渡って戸台川に沿って少し行くと昔の戸台山荘が右手にあり道路を挟んで反対の石垣に架かった梯子を登ります。

　　　そのまま尾根に取り付いてもいいのですが右手に行くわかりやすい踏み跡があるのでそれをたどると一軒家が出てきます。もう朽ちかけていて今はだれも住んでいないようです。

　　　左手に行って尾根を目指してもいいのでしょうが直進、途中から踏み跡も不明で尾根を目指します。尾根に出てからは再び踏み跡も明らかになり進んでいきます。

　　　急なところも多いですが尾根筋を拾っていきます。右手に幕岩が出てきてその上端の尾根には大きめの岩が見えます。ここは展望がよさそうだがこの右横を通過して１９７０，７ｍ三角点の黒河内に出ました。

　　　さらにその先の１９９５ｍの最高点を越え東へ急降下、又登りなおして２１１４ｍの白岩岳への尾根道に出る。ここから北へ道を求めるが倒木が多く、また二重山稜様になったりと進行がままなりません。

　　　徐々に白岩岳の方へ登っていきますが次第に雲行きが怪しくなってきます、白岩岳手前の２１８９ｍピークを過ぎたあたりからポツポツと来ました。空は真っ黒です。白岩岳は過去に2度登っていますから

　　　割愛、白岩沢を下ることとします。はじめ右岸をそして途中から左岸を。沢は水も流れていませんが結構急ですからすぐ横の林の中を下りますが、これが長い。

　　　沢に水が出てしばらくで右へ行ったり左へ行ったりとして小黒川の　営林小屋台地めざします。台地には猿が群れていました。小黒川は増水もなく流れの緩やかそうなところを登山靴のまま渡渉です。

　　　林道に出て深夜に出合いにデポしておいた自転車で車止め目指します。　全体的には晴れていましたが天候不安定なのか高い山際は雲がかかっていて展望はイマイチでした。最後には夕立。

　　　いつかもっと天気の良いとき横岳峠の方へもつなげてみましょうか？

　　　　　　　　　　ルール図