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       鍋冠(鍋冠山といううのも安曇村のほうにありますがこれとは違います)は木曽北部の山でかっては三角点があって現在は廃点になっているようです。標高は1960メートル少し。

       からたきの峰は旧塩尻市に属していて、1857,7メートル2等三角点の山です。松本市郊外の朝日村御馬越から出発します。まず中俣沢林道を歩いて1147mの地点、小沢を渡って南西に上がっている

       尾根に取り付きます。はじめは雪は少ないですが、急斜面で凍り付いているのでアイゼン装着。そのうち笹が多くなり雪も目立ってきます。樹林の中で展望はありませんが次第に雪は多くなりスノーシューに

       履き替え高度を稼ぎますが、なかなかはかどりません。目標にしていた1901mピークまでが遠い。最後はあと数メートルだが斜面をトラバースして鍋冠方向へ向かいます。

       南方、枝越しにお椀を伏せたような山が見えますが高く見える。いったん少し下って登り返すと広い雪原になっていた。何か標識でもないかと探したがわからなかった。

       西北には鉢盛山や御岳山が目立ってた見えた。ここで東へ折れ、鞍部の先に大きな平らな山が見えるのが1946m峰です。登り返すと山頂はだだっ広く南のほうは良く開け中央アルプスが浮かんでいます。

       この長い尾根の先にはからたきの峰と子の峰から北へ派生するなだらかな尾根が見えます。あそこを帰りには下りるのですがまだかなり遠い。本当のからたきの峰の登り途中にちょっとしたピークがあり

       これがもしやからたき峰ではとのぞき見に行きましたが何もありませんでした。さらに登って帰路予定の尾根に乗って南へ少し登ると塩尻市が建てた標柱や石の地蔵様、周囲に見える山名板などもありました。

       八ヶ岳、南アルプスが見えるはずですがかすんでぼんやりと浮かんでいるだけでした。帰路は先ほどのところまで少し戻って北に下る尾根へ向かいます。

       途中から主尾根をはずれ、樫俣林道上部につながる尾根に向かいました。ここは笹が多く下部はかなり急でした。尾根末端は沢で何とか足をぬらさず渡りましたが林道らしきものはわずかに下ったところでした。

       この林道は雪が深くしばらくスノーシューのままの歩行です。ほぼ林道終点に降りたのかかなり長い林道歩きで、朝出発した御馬越のキャンプ場には 予定時間をかなりすぎていました。 

       結構疲れましたが久しぶりの長い雪の藪ルート 、無事周回なり充実した気分です。 

               ルート図

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