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        流葉谷、益田川上流の布川の支流の一つですが険谷です。どちらかと言うと沢登りののジャンルか?それだけに入る人も少なく岩魚も結構います。

       昔布川に岩魚釣りで入って、流葉谷に入る釣り師に出会って、それから挑戦しもう幾度となく通っていますが、ほとんどが第一ゴルジュのみで引き返していました。

       険しいだけでなくアプローチの笹薮漕ぎに一時間強かかり出合いから大滝の高巻きです。その後も滝はいくつも出てきますから奥まで入る、あるいは通り抜けは今まで2回のみでした。

       今回はキノコが不作で見切りをつけ、シーズン最後の岩魚釣りとなりました。まず流葉出合いまでいつものように熊も気にしながら深い笹薮漕ぎ。出合い手前で布川を対岸へ渡渉。

       流葉へ入ります。小滝を越え大滝の高巻き、途中から対岸にわたり、さらに巻きます。流れに戻りいくつかの滝を越えていきます。ゴルジュの詰めは大滝、ここは右手を少し巻きます。

       上は平川、サワグルミ、白樺の林の中を流れは続きます。渇水気味でここもまだ竿は出しません。岸辺は良いテン場もあります。一度は泊まってみたいものです。

       約500mでゴーロ帯は終わり第二のゴルジュ、細い岩壁を無理して越えてもその上は大渕、とても抜けられません。また少し戻って右岸を巻きます。笹があるのでこれを手づかみ斜面を抜けます。

       その後深い淵も腰上まで浸かり突破。ここでいつの間にか餌箱の二が開いて餌がなくなっています?!ううーん。タモで川虫取り。小さくていいのがいません。さらに出てくる淵はまたもや高巻きます。

       そのあとは細い細いゴルジュ、両岸を何とか上に行きますがやはりまた高巻き、正面に大きな直瀑滝壺はほとんどありません、 川虫で狙います。浅く今日は普通の大きさの岩魚のみ。

       流れは右に直角に折れまだゴルジュは続きます。何回か高巻き、流れに戻って川虫取りと思ったら、今度はタモもなくしています。毛バリも持ってきていないので釣りは中止で遡行に専念。

       あとは滝、渕、高巻き、懸垂などと何回やったことか、徐々に流れも穏やかになります、。いつの間にかゴーロ帯、しばらくで二俣、右小屋カラ谷へ入ります。笹薮の中の細い流れです。

       小さな落ち込みもあり、このあたりでも魚影は走ります。結構長い歩きの後ようやく土管のある林道交差点です。林道に出てしばらく歩き、柳蘭峠でデポしておいた自転車で日和田の車止め目指します。

       日和田高原の白樺林の中を行きます。さらに下ってまばらな集落の中を抜けようやく車止めに着きました。十分な釣りにもならず、疲れました。これで今年の岩魚釣りシーズン終了。

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