山の会の個人山行、ロートル4人で。御坂山塊の南西のほう、甲府精進湖線の精進湖トンネルの手前３ｋｍ東側に中道往還の旧道入口があります。ここに入り最初のカーブ先で東側の尾根に取り付きます。

　　　　　　結構急斜面の直登、1時間もしないで烏帽子山です。１１６１ｍの三角点があります。林の中で、しかも濃霧、展望はありませんし寒い。すぐに南東に続く尾根を登ります。

　　　　　　踏み跡か？獣道か判然としない細尾根を登っていきます、御坂山塊縦走路の合流して道なりに東北東に進みます。初めに与沢の頭１４６５ｍ。さらに進み徐々に登り最後は滑りそうな急登で王岳。

　　　　　三角点や標柱があります。晴れていれば展望があるのでしょうがガスの中。風を避けて早めの昼飯休憩。ここで引き返し女坂峠へ向かいます。急な下り、いくつかのアップダウンで五湖山を過ぎ、

　　　　　このころには天気は回復、振り返ると王岳がきれいに見えます。左手、南東にはきれいな富士山がみえます。女坂峠には二時半ころに着き、王岳から3時間もかかっています。

　　　　　ここから右手　中道往還の旧道に入ります。はじめは広い道型ですが、その後は急斜面でかなり崩壊して道もはっきりしません。九十九折や沢筋を行ったりしてようやく堰堤の見えるところに出て一安心。

　　　　　昔の堰堤工事跡道のような所を下ると精進湖トンネルの北口に出ました。旧道を歩くつもりでしたが、早く安全な車道に出てしばらくで車止めでした。

　　　　　御坂山塊の縦走路は一般登山道ですが、はじめの急登と、後半の女坂からの旧道下りはほとんど道のない難路でした。ロートルでしたが無事帰着し天気も後半は回復し楽しい山歩きでした。

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