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     日照岳、高山市庄川の名山です。頂上までの登山道はなく積雪期に登られる。御母衣湖の西側国道156号線の787m地点から途中まで送電線巡視路を利用して登る。

     巡視路終点からは雪の藪道を登っていく。次第に雪も深くなりブナの林になってきれいな雪原です。次第に高度を上げていき標高1645mで大きなピーク、視界も開け  前方に日照岳が見える。

     しかし一旦下り両方の谷が突き上げ細い蛇行した吊り尾根を通過しなければならない。過去に遭難事故があったとか。今年は雪も少なめで雪庇の張り出しも少ないがこの雪庇左右交互に交差している。

     慎重にゆっくりと通過する。ここを越えると広めのやや急斜面を登ることになる。稜線に出て日照岳に登るがここも急斜面です。山頂に出ると右手に白山それに続き長い別山尾根。

      大日ケ岳や丸山の尾根も。御前岳 栗ケ岳 三方崩山や奥三方岳も見える。遠く乗鞍岳や御岳山北アルプスも白く浮かんでいる。

     帰路、山頂部取り付きあたりで北尾根を登って来た単独行者に出会う。北尾根のリピーターのようでこのトレースを使わしてもらう。帰りは風も強くなりだし雪煙も舞う。尾根道はかなり急な藪で何度も滑る。  

     持参の厚手のビニール袋をソリ代わりにするがなかなかうまくいかない。かなり下って1100mの分岐でお昼ごはんとする。この後はスノーシューをアイゼンに履き替えトレースのあるほうに下っていく。

     車道の空き地に単独行者の車が止まっていた。予定下山口より少し北に降り着いたが車道を10分も歩けば自分の車の所に着くことができました。

     天気は良く、雪も十分にあり長い登り下り、ちょっとスリリングな所もあり雪山を十分に堪能することができました。

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