美ヶ原へは50年位前には遊びに？と言った感じで何度か行っていましたが、冬には行ったことはありません。山をやりだしあちこち行ったのですが体力的な衰えもあり一度雪の高原に行きたくなりました。

　　　　　　　調べるとアクセスが限られ山頂の小屋、ホテル泊まりでホテルの車が送り迎えしてくれるらしいのですが、コロナのこともありちょっと面倒。マイカーではアクセス道路が大変でタイヤチエーンが必要らしい。

　　　　　　　年末ならまだ雪も少ないだろうと偵察を兼ねて出かけました。国道１４２号を別れてからの道路が大変らしいが意外に雪は少な目でスタッドレスだけでも行けそう。少しずつ登っていきました。

　　　　　　　何とか高原の駐車場に着きました。結構車はあります。雪もあり冬景色の高原です。支度をしてアイゼンも、スノーシューも持参、（アイゼンは使いませんでしたが）雪の散策路を進みます。

　　　　　　　山本小屋を過ぎ、美しの塔、さらに塩くれ場、王ケ頭へと進みます。一面の銀世界。風は結構強い。王ケ鼻は眺めるだけ。バックの雪の北アルプスがきれいに浮かんでいます。

　　　　　　　ここから引き返し途中からから右手の小高い所へ登っていきます。ここはスノーシューが役立ちました。茶臼山も見えているのですが、今日は偵察のつもりでしたからパス。

　　　　　　　帰路、雪原では小型パラグライダーのようなものにひかれてソリ滑りをやっているグループがいました。結構うまく滑っていました。初めて見ます。

　　　　　　　偵察のつもりが雪の美ケ原を十分に散策することができなんだか得した気分。これで今年の山歩きは終わりですか。