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       大黒山と名の付く山は全国にいくつかありますが、ここは山梨県早川町にあります。バリエーションですが昔は笊が岳への道があったようです。白石の集落、保川沿いの林道が取り付きです。

    まだ暗い中ヘッドランプで歩きます。一部崩れているところもあり、最後のほうは林道から外れて一段上のう回路に入ります。林の中の小尾根を回り込みザレた小沢の斜面に出ます。

    ここまでに約一時間かかっています。こ、北から入る小沢を横切ることになるのですが、ここに架かる吊り橋はもう朽ちかけていてとても渡れません。しかし沢に降りると水量も少なく簡単に渡れます。

    ここからが本格的な山道ですがいきなり急な登りです。その後も結構厳しい登りで14〜500m辺りから等高線もやや緩みますがほぼ登り一辺倒。馬酔木の多い藪の急斜面もあります。

    1021,9mの三角点目指しますがなかなか思うように進みません。三角点手前から左のほうへトラバース気味に登り直接大黒山を目指します。大黒山はダラダラとした小ピークの連なりで

    どこが山頂なのかわかりません。山名板はありませんが古い苔むした長方形の緑色の木株のようなものに何か書いてあります。GPSではここが大黒山のようです。

    林の中で展望はありません。少し先に行くと露岩の展望の良い所があるようですので脚を伸ばします。露岩から南西のほうに双耳の笊が岳、少し右手にはピラミダルな偃松尾山(ハイマツオヤマ)

    などがひときわ際立って見えます。あまり時間がないのですぐに引き返し三角点探しです。尾根の行き止まりのような所に埋もれかかってありました。ここからは少し北東の尾根に入ります。

    しばらくは道も明瞭ですが次第に細くなったり広くなったりGPSを見ながらでも迷いそうです。1315,8m三角点もいつの間にか通り過ぎ伐採地に出ますがこの後が急斜面、尾根通しはなかなか大変。

    仕事道がいくつも交錯しているのですが楽をしようとすると尾根を外してしまいます。あっちへ行ったり戻ったり、それでも徐々に高度を下げていきます。基本は尾根通しでしょうがなかなかうまくいきません。

    最後のほうは道も明瞭な一本道になりしばらくで白石の集落に出ました。予定をわずかに過ぎた10時間半のなかなか手ごわい山歩きでした。

        ルート図はこちら (最後のほうは迷走が多くなりました)

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