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山梨の藪山、最恐、最難関?と言われる山です。3年前に偵察山行で第5高点まで行っています。天候やコロナの関係などでなかなか日程が取れませんでした。
今回もはじめの計画日は天候不順で延期、2回目は暑い夏で熱中症も心配、天候もイマイチだったが決行、相方は前回のS君です。集合地には2時半、石空川精進ヶ滝駐車場3時半に出発。
はじめはヘッドランプをつけて熊小屋へに至る尾根への急斜面の登り。尾根にとりついてからもかなり急な登りです。少しずつ遅れながら熊小屋三角点へ。ここは低い笹原の台地、前回帰りに通っています。
次第に尾根は嶮しくなっていきます。 ようやく第5高点に着きました。はじめ簡単だと思ったのですが、一段降りてからが前情報のようにちょっとやばい。懸垂しました。
5、4のコルも左右切れ落ちた細い所です。前情報方にあった左へ回るのか?右の急な藪斜面を登って行きました。やや平坦な立木がまばらにあるところです。
第4高点は 以前ここが山頂と間違われていましたが今は間違ったのや訂正された標識もありません。次ここから4,3のコルへ下ります。ここもはじめは凹みを下ります。
下の方では左回りでここでもザイルを出しました。4,3のコルから振り返ると右回りに降りると結構急な岩場下りになっていたかも?さてここからの登り、左側、目の前に大きなスラブがあります。
スラブ直下までよじ登りスラブの下を左に巻きあがっていきます。第3高点は巻くことになるのです。3,2のコルに出るのですがコル直前も急斜面のトラバースで滑りやすい。
3,2のコルからはさらにザレたギャップを下ります。下には大穴がポッカリと待ち受けています。ここもザイルを出しました。穴の左手の急な崖の上が第二高点になるのでしょうか。
とても登れませんから逆時計回りに巻いていきます、このトラバースもまっすぐでなく下ったり登ったり厄介。 2,1のコルに出ますがここも狭い、まっすぐは急な斜面です。
右手の3mほどの岩を、曲がった木の根っこめがけて必死に登ります。ここからは左に巻く道もあるようですが、やや右寄りに直登、結構怖い、しばらくで第1高点。
木々の間を抜けると花崗岩の多い白砂青松のきれいな景色。次の離山本峰めざし少し下りますが岩が多く判りづらい。でも比較的安全に離山本峰へ出ます。ここも花崗岩の砂利が多くきれい。
右奥に大崩壊地が見えます。さて次は地蔵が岳です。まだこれから約500メートルの登りです。一旦鞍部に下るのですがここも結構際どい。ここを過ぎて平坦な苔むした砂地に出ます。テンバに良さそう。
ミツクチ沢側にまっすぐ進み 突き当りで左の尾根に取り付きます。三口沢の際を登るのですが大きな滝がすぐ近くに見えすごい景色です。後は尾根通しにやや左向きに登ります。
シャクナゲやダケカンバ、ハイ松も混じります。なかなか登りは困難です。そのうち岩も目立つようになります。2700m高地ですかね。大岩をつなぎつなぎ登って行きます。
前方にオベリスクが見えてきました。しかしここからは猛烈なハイ松帯 なかなか進めません。どうにかオベリスクの裏に着きました。表に回りここからは一般道ですが、時間は大幅に過ぎています。
この後は鳳凰小屋目指し下ります。小屋前では結構の登山客がくつろいでいました。もう日の入り間近です。今度は燕頭山を目指して下るのですが、途中振り返ると地蔵や離れ山が見えます。、
どのピークが第何高点かよくわかりません。 もうヘッドランプをつけての下り、長いです。燕頭山を過ぎて急な下り、膝に来そうです。西の平からは左の砂利道を行き車道に出ました。
車道歩き小一時間でやっと駐車場へ。もうくたくたです。懸案の離山はどうにか登ることができましたが、つくづく体力低下を感じざるを得ませんでした。これからの山行は考えなければ・・・
ルート図
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