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        昔大晦日、雷の鳴り響く悪天の中を登ったことがあるのですが寒くてカメラのバッテリーもうまく作動しませんでした。コルくらいまでは行ったはずですがその先はどうやら行っていなかったようです。

        今回はネットで先の週末の記録を見ると雪も少なくみんな楽に登られているようでした。ところがそれから雪が降り続いたようで出だしから大雪でした。

        幸い先行者がいたのでトレースもありました。それでも雪道は大変でした。途中で三人組に追い越されましたが、樹林帯を越えると三人組が見えるようになりました。

        その後三人組に追いつきましたが先には4人組がいます。しかしスピードは遅くまるで停まっているかのようです。追いつくと深い雪で行く手を阻まれているようです。これで8人が一つの集団になってしまいました    

        先頭の若い人たちが何とかラッセルを廻し少しづつ進みます。コルがすぐ先に見えているのですがなかなかはかどりません。ようやくコルに出ると前は崖で先は異様な岩峰です。右手には噴煙が上がっています。

        遠くには笠ヶ岳が見えます。北峰の基部を回り込んで、岩峰に取り付きます。結構急で怖いです。何とか一同が山頂に着きました。眺めが感動的なことに加え今までの奮闘とでみんな喜び合いました。

        四方八方見渡せます。ゆっくり景色を楽しみたいのですが時間んも押しているし、寒いので長居はできません。山頂直下の岩場の下りはなかなか気が抜けません。何とかコルに戻り斜面下りです。

        ここも結構な急斜面でした。樹林帯に入ってほっとしますがここの歩きも長く感じられます。中の湯温泉が見えてようやく帰還です。

        見ず知らずの八人集団でしたがこの人たちのおかげで登れたようなものです。感謝いたします。なかなか大変でしたが終わってみるとかなりの充実感を味わうことができました。

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