みみ石甲府の北　黒平にある山です。甲斐百山の一つです。甲斐百山は結構むつかしい山が多い。この山だけなら黒平マウントピア近くからとか、反対に木賊峠からとか行けるようです。

　　　　　どうせならグルーっと一回りしてこようと計画を立てました。黒平の寒沢川に沿って未舗装林道を行くと途中で冬季通行止めです。ここから歩いて本来の登山口から山道へ。

　　　　　尾根へ乗り上げる沢筋を一つ間違えたようですが何とか稜線へ。北へ向かいます。踏み跡やマーキングもあるのですが結構な登りで危なっかしい所もあります。

　　　　　みみ石近くはかなりの急登です。岩も多いのですがどれがみみ石か判りません。山名板が二つあり　八ヶ岳も見えますがあまり展望がいいとまではいきません。

　　　　　周回ですからとりあえずそのまま北に向かいます。はじめは藪っぽいですが広い尾根に出ると気持ちよく歩けます。さて途中から木賊峠には向かわず、オノウチ沢へ向かいます。

　　　　　崩壊地があり沢床へ降りるのにも一苦労。降りてからもすんなりと沢通しに下れません、いくつかの小尾根を巻き登ったり下ったり、急なためロープも出します。

　　　　　二俣もいくつかあったり堰堤もあります。１６６０ｍ峰を目指すのですが変な沢を詰めあがることに。尾根に出ると近くを林道が通っているのが見えます。どこから来ているのか？

　　　　　１６６０ｍ峰は林の中で目印もありません、わずかに立ち木にピンクテープのみ。　南下するのですが　鞍部に出るまでも一苦労。さらに南に三角点のある舞台を目指し登ります。

　　　　　コルに引き返し西の沢筋目指すのですが、急斜面で山腹をトラバース、これが怖い。ようやく沢床におりましたが一跨ぎほどできれいな水が流れています。

　　　　　渡渉を何回かしていつの間にか左の沢に引き込まれてしまいました、間違いに気づき西の急斜面をよじ登る羽目に。登りついたところは朝通過した尾根でした。このころから雨がパラつく。

　　　　　コルから再び南へ今度は１３３６ｍ和尚殿すぐそこ、しかし雨のため奇岩？の方には行かず西の方の尾根を下り寒沢川沿いの林道を目指す。林道に出てやっと安堵し駐車地歩きました。

　　　　　GPSの予定コースも大まかに書いたので迷うことが多くなかなか手強い周回山行でした。和尚殿の奇岩をパスしたので今度はゆっくり訪れてみようかな？

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