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         千平 ほとんど聞かない名前だと思われます。地形図に山名がのっていません。大原平の頭と長峰 (これもあまり耳にしない山ですが)の間に にある1978mのピークです。

         この尾根上、特に大原平の頭に近いほうは岩マークが連なっています。もちろん登山道はなく岩混じりの藪山です。大原平の頭と長峰は登っていますがこの間は歩いていません。

         今回この千平に行ってきました。入山口と下山口が異なるためあらかじめ川上村にある町田市自然休暇村近くに自転車をデポしておきます。

         ここから入山口の高原畑の最奥 獣除けのゲートのある手前に車を停めゲートを開け歩き出します。廃林道を道なりに行きますが何か所も寸断され次第に不明瞭となります。

         もう道形もなくなり尾根に向かって斜面を登ります。 尾根の乗ると南側にすぐ苔むした岩場です。次第に道も嶮しくなります、西側は急峻な崖斜面です。

         はじめに出たのが大原平の北峰のような所です。先に小尖塔がありその先に大原平の頭が見えています。山頂は西が切れ落ちた岩場で1969,3mの三角点があります。

         山頂標識はありません。以前枯れ木が立っていましたが倒れていたので、また立てておきました。その後少し下り気味に進みますが大岩で先に進めなく東側に下って大巻きです。

         尾根筋に戻りましたがその後も嶮しい岩峰で少し戻るように迂回して巻きます。その後尾根筋に復帰しますがこの登り返しも大変。後は何とか連なる岩峰群の尾根筋を乗り越えていきます。

        鞍部に出てまた険しい登りです。標高からすると千平と思われるところはわずかに西に外れた岩場です。特に山頂標識はここにもありません、枝に1978と読めそうな青いテープがありました。

        しかしどこが本当の山頂か不明です。この先小さなピークを越え、再び登り返すと2020m峰ですが岩が多い。尾根通しに進むと先は切れ落ちている?巻くのも大変、何とか岩場を恐る恐る下ります。

        その後も小さな岩場がいくつか続きます。しばらくして以前水晶拾いに来た甲武信鉱山と川端下水晶坑の間の鞍部に出ます。ここからは長峰への登りです。踏み跡は比較的明瞭となります。

        長峰は展望はありません。以前雪のある時 南の雨降山から辿って来た時以来2度目です。

        帰路は少し戻って甲武信鉱山経由と思ったのですが 早くに斜面下りをしてしまい なんだか良く解らない急斜面の下りとなってしまいました。出たのは伐採作業中の道でした。

        この道を下り、林道に合流、町田市自然休暇村まで歩きです。この後はデポしておいた自転車で下ります。梓湖の横を通り再び高原畑目指しますが、車までは上り坂、自転車をおいてまたあるき。

        これが堪えますがやっとのことで車止めへ。なかなか大変な山行でしたが無事 千平 登ることができました。  もうこう言う山も次第にできなくなるのでしょうね。

         ルート図

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