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淡雪山と言えば淡い雪をかぶったような山を連想します。ところががおよそ淡い雪など思い浮かぶべくもない展望もない雑木林の中に突然淡雪山なる山名板や標柱が現れたのが2019年です。
あまりにもセンスがなくその感覚を疑いました。本来の淡雪山があるのに・・そんなわけで何度か異を唱えていました。
今回は帯那の集落のはずれ 創作の森 帯那 の駐車場に車止めました。数台 車がとまっています。来た人に尋ねてみるとファミリーデイキャンプをするようです。
さて私は南側の古い農道を終点まで行き踏み跡のような道をたどって中峠へ。ここから左手の山道へ。小山を二つほど越えて下って行ったところが金子峠です。甲府市街地の上に大きく富士山が見えます。
弥勒館なる宗教施設?の東横の山道を登るとすぐに 淡雪山の露岩なるきれいなところが出てきます。ここがしばらく淡雪山と言うことになっていた?様です。昔は山名板もありました。
ここは眺めも良いです。富士山も南アルプスも。さらに東のほうに登っていくと あの無粋な淡雪山です
ここをすぐ少し下って登り返すとT字路になり右に行くと興因寺山方向ですが、かすかな踏み跡のある左の尾根に入り下って行きます。
すぐに尾根は二手に分かれ急な右の小尾根を下ります。そのあともやや複雑な分岐を北西のほうに下って行きます。
尾根上にやや大きめの岩が出てきますがここを過ぎるとすぐに白い花崗岩の砂が目立ってきます。明るく開けた所が淡雪山の山頂です。
岩の間から松の木が生えていてその基部あたりに長方形のブロックのような台座跡があります。この辺りからは長く連なる南アルプスがきれいに見え、ここでゆっくりとお昼ごはん。
帰りはそのまま白い砂地を下って行きます。林の中に入ってさらに下って行くと、獣除けのフェンスが出てきて 直接花子とアンのロケ地の看板のところには出られません。
少し回ってゲートを越えて農道に出ました、 ぽかぽか陽気の中 あたりの景色を眺めながら駐車地に戻りました。
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