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中之倉古道周回
現在の国道300号線下部から本栖湖へ抜ける道の中ほどに中之倉集落があってこの集落近くのごく一部に中之倉古道が残っています。案内板もあります。
中之倉古道は昔の駿州街道と中道往還との間道で 本栖道であったようです。
本栖湖の西側にある中之倉峠から佛峠に連なる稜線がありますが中之倉古道を山奥に詰めるとこの稜線に出ることができるようです。
また釜額と言う集落もこの近くにあってやはり山道を詰めるとこの稜線に達し佛峠に出ることができるようです。
これらの山道、稜線などを利用して周回コースを計画しました
中之倉古道から山奥を詰めて中之倉峠へ。峠は富士山の眺めの良い展望所があります。この峠から稜線を南下し中之倉山、佛峠へと向かいます
釜額に出るには沢筋の道と尾根道がありますが2,5万分の1の地図には破線として佛等がから尾根道があります。
佛峠からの道のはじめはトラバース道で崩れている個所があるようで 佛峠の手前の中之倉山から西への急な尾根道に入るとしばらくで破線の道に合流するようです。
今回はこのルートをとって周回することとしました.
まずはじめ、。中之倉古道を奥に詰めて破線のみちを辿ろうとしました。一本早く沢筋入り、ここからの復帰はざれた急斜面のトラバースで難儀しました。
何とか尾根道に出て登って行くと中之倉峠に連なる稜線に出ました。北に進み中之倉峠につきました、古い千円札の裏の富士山の写真はここからだそうです。
ここを後にして稜線を南に進みます。紅葉の中の尾根道歩きです。1247,3m三角点のある中之倉山にたどり着きました。佛峠はもう少し南ですが
トラバース道が崩壊しているようで、この山から尾根下りです。はじめはかなり急ですが佛等からの尾根道と合流するころからはやや緩やかになります。長い尾根歩きです。
標高700mあたりの小ピークから釜額集落に降りるのですが降り口が不明です。地図には破線があるのですがわかりづらくあっちへ行ったりこっちへと
下りられそうなところを見つけて 釜額方面へと何とかくだります。最後に獣除けフェンスを越えて集落の背後にある諏訪神社横に出てほっとしました。
後は釜額の案内板にあった庚申塔や馬頭観音、不動明王像、昔の民宿跡などを見ながら関所跡に着きました。そのあとは出発点までの長い車道歩きです。
前日のコロナワクチン接種の影響も心配しましたが無事に周回することができました。
ルート図(GPSの具合がよくないようです?)
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